御里房
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 15:43 UTC 版)
多くの門跡寺院は御所周辺にあった公家町(現京都御苑)内に、御里房とよばれる別邸(京屋敷)を構えていた。門跡寺院の門主は、皇族や五摂家の子弟という家柄の高い人物であり、御所で開かれる歌会や行事に参加することも多かったため便宜上御所周辺にも邸宅が必要だったからである。また、入寺前の準備期間中は、この御里房で過ごすことが多かった。彼らは、天皇をとりまく文化サロンの構成メンバーであり、和歌や書などに優れた人物が多かった。
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