弦楽四重奏曲 (エルガー)とは? わかりやすく解説

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弦楽四重奏曲 (エルガー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/14 09:15 UTC 版)

弦楽四重奏曲ホ短調作品83は、エドワード・エルガーが作曲した弦楽四重奏曲

概要

1918年ヴァイオリンソナタ ホ短調 作品82の完成後に、ピアノ五重奏曲イ短調 作品84とともに着手された。ピアノ五重奏曲の完成は翌1919年になったが、弦楽四重奏曲は1918年末に完成した。

エルガーには1907年にも弦楽四重奏曲を作曲する計画があったが、交響曲第1番の作曲が優先されたためにこちらは放置された。1918年に作曲されたのは、この時の構想とは異なる弦楽四重奏曲であった。

初演は1919年5月21日、ロンドンのウィグモア・ホールにおいて、ピアノ五重奏曲とともに同じ演奏者、アルバート・サモンズW.H.リードヴァイオリン、レイモンド・ジェレミーのヴィオラフェリックス・サルモンドチェロにより行われた。

エルガーの妻キャロライン・アリスはこの曲の第2楽章を気に入っていて、その葬儀の時にも演奏された。

構成

3楽章からなる。演奏時間は約30分。

  • 第1楽章 アレグロ・モデラート
  • 第2楽章 ピアチェヴォーレ(ポーコ・アンダンテ)
  • 第3楽章 アレグロ・モルト

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