弦楽五重奏曲第2番 (ドヴォルザーク)とは? わかりやすく解説

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弦楽五重奏曲第2番 (ドヴォルザーク)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 01:32 UTC 版)

弦楽五重奏曲第2番 ト長調 作品77 (B. 49) は、アントニーン・ドヴォルジャーク1875年5月初旬に完成させた室内楽曲。「わが国に」献呈されている。

2つのヴァイオリンと、ヴィオラチェロコントラバスのために作曲され、1876年3月18日プラハにおいて初演された。当初は作品18番であったが、1888年に心持ち改訂され、同年フリッツ・ジムロック社より出版された際に現在の作品番号に変えられた。ある作曲コンクールに入賞して賞金5ドゥカートを獲得している。

楽曲構成

当初は5楽章から成る作品であったが、緩徐楽章が2つあると作品が冗長になりかねないとの見方から、「間奏曲」と題された第2楽章を後で除外した。これはその後に改作され、《弦楽合奏のためのノットゥルノ ロ長調》作品40(B. 47)として再出版された。現在では、当初の5楽章に復元し、「間奏曲」込みで《弦楽五重奏曲 第2番》を演奏する場合がある。

現行版は次の4楽章から成る。

  1. アレグロ・コン・フォーコ
  2. スケルツォ」。アレグロ・ヴィヴァーチェ
  3. ポコ・アンダンテ
  4. 「終楽章」。アレグロ・アッサイ

参考文献

  • Dvořák Quintet in G Major, Opus 77. New York: International Music Company 
  • Eshima, Shinji; David Kadarauch (1989). Dvořák Intermezzo. San Francisco, California: Agogic>Systems Music Publishers 
  • The Chamber Music Society of Lincoln Center: Dvorak Serenade. Perf. Joseph Silverstein, Ani Kavafian, Paul Neubauer, Gary Hoffman, Edgar Meyer. CD. Delos, 1995.

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