弦楽五重奏曲第1番 (メンデルスゾーン)とは? わかりやすく解説

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弦楽五重奏曲第1番 (メンデルスゾーン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 01:38 UTC 版)

弦楽五重奏曲第1番 イ長調 作品18, MWV R 21 は、フェリックス・メンデルスゾーン1826年に作曲した弦楽五重奏曲

概要

1826年3月から4月にかけて作曲されたもので、当初は第2楽章にスケルツォ、第3楽章にメヌエットを配置する全4楽章から構成される作品であったが、メンデルスゾーンはこうした楽章の配置に疑問を感じていたためか、出版はされなかった。

その後、1832年に幼少の頃からの友人であったエドゥアルト・リーツが亡くなった際、メンデルスゾーンはその死を悼んで『弦楽五重奏のためのアンダンテ』を作曲した。このアンダンテを以前に作曲した弦楽五重奏曲の第2楽章とし、第3楽章のメヌエットを削除してスケルツォを第3楽章に移した。後にこの形が最終稿として出版されたが、出版されるまでには第1楽章と第4楽章もいくらか補筆が行われている。

撤回したメヌエットは楽譜が現存しており、こちらはダニーロ・ロッシ(ヴィオラ)とファイン・アーツ弦楽四重奏団による「メンデルスゾーン:弦楽五重奏曲全集」(Naxos)に収録されている。

曲の構成

全4楽章、演奏時間は約28分。

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