引用された主な史料
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ジャン・フロワサール (Jean Froissart) の年代記 1325-1400年の百年戦争前半期を記述。フロワサール (1333?-1400?) はイングランド王エドワード3世の王妃フィリッパに宮廷詩人兼歴史記録係として仕え、その死後は大陸の多くの諸侯に仕えた。 「フロワサールは、戦争というものの散文的な現実を、みごとに書きあらわしている。」(『中世の秋』20章) ジョルジュ・シャトラン(フランス語版) (Georges Chastelain) の年代記 1419-74年を記述。シャトラン (1405?-1475)はブルゴーニュ侯フィリップ善良侯とフランス王との折衝役。シャルル突進侯に歴史編纂官に命じられる。「かれの描きだした、フィリップ善良侯の人物像には、ファン・アイクを想わせるに足る迫真力が感じられるといってよい。」(20章)「一農夫を描写したシャトランの文章は、まるでブリューゲルの絵を思わせる。」(21章) オリヴィエ・ド・ラ・マルシュ(フランス語版) (Olivier de la Marche) の覚書 1435-88年を記述。ラ・マルシュ(1426-1502) は シャルル突進侯の宮廷詩人であり年代記家。 「みやびなオリヴィエ・ド・ラ・マルシュ」(4章)「宮廷人の花形」(17章) ジャン・モリネ(フランス語版) (Jean Molinet) の年代記 1474-1506年を記述。モリネ (1435-1507) は シャトランの後継のブルゴーニュ侯家歴史編纂官。 「おおげさなモリネ」(4章)「律義な宮廷人モリネ」(19章)
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