引き算論法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/28 08:38 UTC 版)
「形而上学的ニヒリズム」の記事における「引き算論法」の解説
形而上学的ニヒリズムの立場を擁護する論法として引き算論法(Subtraction argument)というものがある。引き算論法は1996年にイギリスの哲学者トマス・ボールドウィン(Thomas Baldwin)によって提出された論証で、以下のようなものである。 数多くの、しかし有限個の、ものが存在する。 一つ一つのそれぞれのものは存在しないことも可能だった。 ひとつのものの除去に、他の新たなものの追加は必要ではない。 以上のことから、何も存在しないことも可能だった。
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