高知橋停留場とは? わかりやすく解説

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高知橋停留場

(廿代町通駅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 22:22 UTC 版)

高知橋停留場
高知駅前行きのホーム
こうちばし
Kochibashi
(医療法人野並会 高知病院前)
蓮池町通 (0.2 km)
(0.3 km) 高知駅前
所在地 高知県高知市駅前町
所属事業者 とさでん交通
所属路線 駅前線
キロ程 0.5 km(はりまや橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
開業年月日 2001年平成13年)3月27日
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高知橋停留場(こうちばしていりゅうじょう)は、高知県高知市駅前町にあるとさでん交通駅前線路面電車停留場2017年平成29年)10月より「医療法人野並会 高知病院前(いりょうほうじんのなみかい こうちびょういんまえ)」の副駅名が使用されている。

歴史

高知橋停留場は2001年(平成13年)に新設された停留場である[1]。高知橋を名乗る停留場は1928年昭和3年)のはりまや橋 - 高知駅前間の開通時に一度開業していたが、1944年(昭和19年)に廿代町通停留場(にじゅうだいまちどおりていりゅうじょう)に改称した後、1960年(昭和35年)に廃止された[1][2]

当停留場はそれから約40年後に改めて開業したものであり、かつての廿代町通停留場が復活したものと扱われることもある[2]

年表

構造

軌道が道路上に敷かれた併用軌道区間にあり、当停留場も道路上にホームが設けられる。ホームは2面あり、南北方向に伸びる2本の線路を挟み込むような配置をとるが、互いのホームは斜向かいに離れている[5]北に高知駅方面へ向かうホーム、南に桟橋方面へ向かうホームがあり[5]、桟橋方面のホームは橋の上に置かれている[6]。このホームがある橋が停留場名にもなっている高知橋である[6][7]

周辺

高知橋は江ノ口川に架かる橋梁で、当地に電車が開通する以前より県道の橋として架けられていた[7]。1928年にはりまや橋 - 高知駅前間が開通すると橋上に軌道を敷設、道路と軌道の併用橋となった[7]。現用の橋は1980年(昭和55年)11月に架け替えられた2代目[7]

隣の停留場

とさでん交通
駅前線
蓮池町通停留場 - 高知橋停留場 - 高知駅前停留場

脚注

  1. ^ a b c d e f 『土佐電鉄が走る街 今昔』101・156-158頁
  2. ^ a b c 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 11 中国四国、新潮社、2009年、61頁。ISBN 978-4-10-790029-6 
  3. ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  4. ^ a b “とさでん交通が電停の命名権販売 高知県内の鉄道で初”. 高知新聞. (2017年9月30日). https://web.archive.org/web/20171001074913/http://www.kochinews.co.jp/article/128928 2017年10月1日閲覧。 
  5. ^ a b 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』 第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、38,95頁。 ISBN 978-4-06-295161-6 
  6. ^ a b 川島令三『全国鉄道事情大研究』 四国篇、草思社、2007年、286頁。 ISBN 978-4-7942-1615-1 
  7. ^ a b c d 『土佐電鉄が走る街 今昔』62-63頁

参考文献

関連項目




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