度重なる転身
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 14:05 UTC 版)
「マルクス・ユニウス・シラヌス (紀元前25年の執政官)」の記事における「度重なる転身」の解説
紀元前53年、シラヌスはガイウス・ユリウス・カエサルに仕えるレガトゥスの一人となった。 紀元前44年にカエサルが暗殺された後、シラヌスはレピドゥスに従いアルプス越えをした。翌年、レピドゥスはムティナで元老院派と戦っているマルクス・アントニウスへの援軍としてシラヌスを派遣したが、自身ではその責任を取らなかった 。その後、三頭政治の面々の信用を失ったシラヌスは、紀元前39年にセクストゥス・ポンペイウスの反乱軍の下に走った。しかし同年にミセヌム条約が結ばれたことで、シラヌスはアントニウスのもとに戻ることを許された。 紀元前34年から紀元前32年にかけて、シラヌスはアントニウスに従いギリシアやマケドニアで戦った。この時の彼の地位はクァエストル・プロ・コンスレで、翌年以降はプロクァエストルだったと考えられている。これより前、シラヌスはアウグルにも選出されている。
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