幼児のごっこ遊び
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 14:45 UTC 版)
ごっこ遊びは、ふり(pretending)とごっこ遊び(make believe)に分けられる。ふりは、ふり行動(pretend behavior)とも呼ばれるが、日本ではみたて(見立て)といわれる。Aを「B」と見なすためである。小石を「あめ玉」と見立てて遊んだり、コップに泥水を入れて「ジュース」と呼ぶような行動がそれである。物を物としてしか扱えない感覚運動期(乳児期)から、物を別の物として扱える表象(representation)の時期に入ったことを示している。。 3歳以降にはふり行動に物語性が加わり、ごっこ遊びらしくなってくる。また、以前には親の促しや代弁によって成り立っていたふり行動が、主として子どもの力で展開するようになるのもこの時期からである。
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