年金の階層
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 08:38 UTC 版)
日本の公的年金は2階建て方式と言われ、1階部分の基礎年金(国民年金が該当する)と2階部分の厚生年金から成る。さらに私的年金や企業年金が、3階部分と言われる。 国民年金のみに加入する者(自営業、無職など)は1階の国民年金に加えて、2階部分に相当する国民年金基金などの私的年金に任意加入し、年金受給額を増やすことができる。所定の要件を満たす厚生年金保険加入者は同時に国民年金加入者となる。 老齢基礎年金受給に必要な加入期間の「10年」は、原則として国民年金に加入して保険料を納めた期間が10年となることが必要である。 年金の種類とその階層3階部分 各種の企業年金(企業の選択、私的年金) 2階部分国民年金基金(個人の選択、私的年金) 厚生年金(義務、公的年金) 1階部分国民年金(基礎年金)(義務、公的年金)
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