干渉代
部品と部品、車体と部品などの干渉を防ぐためにあらかじめ確保しておくクリアランスをいう。悪路走行、急発進、急制動、急旋回などで車両に大きな力が加わったとき、車体と部品、あるいは部品と部品が干渉(接触)することがある。これを防ぐために、あらかじめ部品の変位量を測定し、その測定値に取り付けのバラツキ量、余裕量を加えてクリアランス(干渉代)が決められる。実走行での部品の動きは、路面、走行条件により複雑であり、測定は走行前に干渉予測箇所に粘土などを貼り付け、相手方部品の動きで粘度の削られた量から動き量をはかることが多い。
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