常灯明台とは? わかりやすく解説

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常灯明台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/02 23:26 UTC 版)

常燈明台

情報
用途 灯台
高さ 16.8m
竣工 1871年
所在地 東京都千代田区九段南2-2
座標 北緯35度41分41.3秒 東経139度44分55.7秒 / 北緯35.694806度 東経139.748806度 / 35.694806; 139.748806 (常燈明台)座標: 北緯35度41分41.3秒 東経139度44分55.7秒 / 北緯35.694806度 東経139.748806度 / 35.694806; 139.748806 (常燈明台)
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常燈明台(じょうとうみょうだい)は、東京都千代田区靖国通り沿いにあるである。

概要

1871年(明治4年)に招魂社(靖国神社)の灯籠として奉納されたもので、高台に設けられていたため東京湾漁船の目印になったといわれる。建設当時の東京の人たちにとって、新しく出来た天皇政府の力を見せつける、新江戸タワーだった。はじめは九段坂をのぼった右側にあったが、道路改修にあたり現在地に移した。小林清親錦絵の画題にもなり、明治調をのこしている建造物として珍重されている。

建築様式

靖国神社の正面に常夜灯として明治4年(1871年)に建造された。高さは16.8m、上部は洋風、下部は和風の様式。西洋の文化を取り入れ始めた時代の象徴であり、靖国神社に祭られた霊のために建てられた建造物。

移転

靖国神社正面の常夜灯として明治4年(1871年)に九段坂沿いの角に建設されたが、道路の拡幅工事に伴い昭和5年(1930年)に現在地に移転した。

参考文献

  • 『千代田区 史跡と観光』千代田区地域振興部地域振興総務課、2015年、p.13
  • 辻子実『靖国の闇にようこそ』社会評論社、2007年、p.22-23
  • 斉藤剛太郎『皇居の四季・花物語』チクマ秀版社、2006年、p.23

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