帯広カントリークラブとは? わかりやすく解説

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帯広カントリークラブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/30 01:14 UTC 版)

帯広カントリークラブ
新嵐山コース
Obihiro Country Club
帯広カントリークラブの空中写真。
1975年9月25日撮影。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
所在地 日本
北海道河西郡芽室町中美生5線34番地
概要
開業 1963年昭和38年)9月1日
運営 メンバーシップコース
設計 丸毛 信勝
運営者 株式会社 帯広ゴルフ場
コース

OUT IN
HOLE PAR YARD HOLE PAR YARD
1 4 440 1 4 450
2 5 530 2 5 530
3 4 385 3 4 440
4 3 175 4 4 290
5 4 395 5 4 400
6 3 215 6 3 188
7 5 590 7 5 567
8 4 415 8 3 150
9 4 385 9 4 365
36 3530 36 3380

その他
公式サイト 帯広カントリークラブ
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帯広カントリークラブ(おびひろカントリークラブ)は、北海道河西郡芽室町にあるゴルフ場である。

概要

1958年昭和33年)、山崎儀平(後・初代理事長)は、売買川近くの十勝米穀所有の草原を借り、ゴルフ仲間60人により打ちっ放しゴルフ練習場を造ったことに始まる[1]。だが、借りた土地の借地契約が3年間だったため、新たなゴルフ場の用地探しに苦労して、2年後、芽室町の協力とゴルフ場設計家・丸毛信勝の「これは立派なゴルフ場になるよ」との評価で、芽室町有雨山牧場用地の21万坪を用地に決定した[1]

ゴルフ建設用地は、芽室市外から約12キロメートルの距離があり、美生、上美生の部落堺で、美生川の右に新嵐山、左に雨山が対峙する日高山脈の山麓で、谷間の湿地帯である[1]。用地決定までの間活躍したのが7人の侍である、山崎儀平、中村重実(後・初代社長)らの名は今も倶楽部史に残っている[1]1962年(昭和37年)、新たなゴルフ場の建設に向けて経営母体「株式会社帯広ゴルフ場」を設立し、「帯広カントリークラブ・新嵐山コース」が誕生した[1]

1963年(昭和38年)9月1日、コース設計を丸毛信勝に依頼し、コース造成工事が着工され、9ホール(現・インコース)が完成し、仮開場された[1]。帯広カントリークラブは、十勝管内では初のコースで、北海道では第11番目のゴルフ場となった[1]。この開場によって刺激され、周辺地域でもゴルフ人口が増加し、9ホールの増設が急務となった[1]1966年(昭和41年)夏、増設9ホールが、丸毛信勝の設計により、造成工事が完了し、18ホール、距離6,835ヤード、パー72規模のゴルフ場が完成された[1]

所在地

〒082-0076 北海道河西郡芽室町中美生5線34番地

コース情報

  • 開場日 - 1963年9月1日
  • 設計者 - 丸毛 信勝
  • 面積 - 720,000m2(約21.7万坪)
  • コースタイプ - 林間コース
  • コース - 18ホールズ、パー72、6,910ヤード、コースレート73.0
  • フェアウェー - コウライ
  • ラフ - ノシバ
  • グリーン - 1グリーン、ベント
  • ハザード - バンカー47、池が絡むホール2
  • ラウンドスタイル - 全組キャディ付、歩いてのラウンド、1組3人以上
  • 練習場 - 20打席230ヤード
  • 休場日 - 無休、11月下旬~翌年4月中旬冬期間クローズ[2][3]

クラブ情報

  • ハウス面積 - 1,616m2(485.8坪)
  • ハウス設計 - 株式会社 松村組
  • ハウス施工 - 株式会社 松村組[2][3]

ギャラリー

交通アクセス

エピソード

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h i 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「帯広の発展にゴルフ場と飛行場は必要だと『7人の侍』が動き出した」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年5月27日閲覧
  2. ^ a b 「帯広カントリークラブ」、ゴルフダイジェスト、2021年5月27日閲覧
  3. ^ a b 「帯広カントリークラブ」、ゴルフホットライン、2021年5月27日閲覧
  4. ^ a b 「帯広カントリークラブ」、交通案内図、2021年5月27日閲覧
  5. ^ 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「帯広の発展にゴルフ場と飛行場は必要だと『7人の侍』が動き出した」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年5月27日閲覧

関連文献

  • 『ゴルフ場ガイド 東版』、2006-2007、「帯広カントリークラブ」、東京 ゴルフダイジェスト社、2006年5月、2021年5月27日閲覧
  • 『美しい日本のゴルフコース BEAUTIFUL GOLF CULTURE IN JAPAN 日本のゴルフ110年記念 ゴルフは日本の新しい伝統文化である』、ゴルフダイジェスト社「美しい日本のゴルフコース」編纂委員会編、「帯広の発展にゴルフ場と飛行場は必要だと『7人の侍』が動き出した」、東京 ゴルフダイジェスト社、2013年12月、2021年5月27日閲覧

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