席田用水
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疏水の概要 | |||
■疏水の所在 岐阜県本巣市 ■所在地域の概要 岐阜県の西濃地域にあり、富有柿が特産の本巣市の牽引的役割を果たしている。その他イチゴ、水稲が盛んである。 ■疏水の概要・特徴 席田用水は、全国屈指の古い歴史を有している。藤原時代には既に米作が行われており、これは、昭和41年〜42年に藤原宮跡からの出土品の中から荷札が出土していることから も明らかになっている。一級河川根尾川より慣行水利権32tを取水しており、享禄3年6月3日の大洪水で氾濫し、藪川が新しくできた。その水を山口頭首工で取水し席田6割、真桑4割に分けられ今日に至っている。分割に際しては水争い等多発し、言い伝えでは、寛永時代に、火柱を立て置きこれに抱きついた側に6割分水するとされ、席田の仏生寺小佐衛門が抱きつき権利を得たとされている。現在も「米かし炙り」として行事が行われている。 |
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