布田の目薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 19:11 UTC 版)
三世日正によって製造された霊薬で法華経の「是好良薬(ぜこうろうやく)・今留在日此(こんるざいし)・病即消滅(びょうそくしょうめつ)・不老不死(ふろうふし)」の妙文を感得して調剤したと伝えられ、代々の住職に口伝された家伝の漢方薬である。 戦時中は統制会社に薬の権利を移されその配下にあったものを戦後統制解除され、当山の第三十世「富田日覚上人」が権利を譲り受け社長に就任。1955年(昭和30年)「千葉製薬株式会社布田薬王寺工場」として厚生省(現:厚生労働省)の許可を得て当山境内に工場が建設された。現在は薬事法の関係もあり佐賀製薬株式会社が製法を受け継ぎ製造、当山にて販売されている。
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