布施の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 01:53 UTC 版)
大智度論など、伝統的には、次のような種類が挙げられている。 財施とは、金銭や衣服食料などの財を施すこと。 法施とは、仏の教えを説くこと。 無畏施とは、災難などに遭っている者を慰めてその恐怖心を除くこと。 その他に、雑宝蔵経に説かれる財物を損なわない七つの布施として、次の行いが説かれる。布施波羅蜜では「無財の七施」という。 眼施:好ましい眼差しで見る。 和顔施(和顔悦色施):笑顔を見せること。 言辞施:粗暴でない、柔らかい言葉遣いをすること。 身施:立って迎えて礼拝する。身体奉仕。 心施:和と善の心で、深い供養を行うこと。相手に共振できる柔らかな心。 床座施:座る場所を譲ること 房舍施:家屋の中で自由に、行・来・座・臥を得させること。宿を提供すること。
※この「布施の種類」の解説は、「布施」の解説の一部です。
「布施の種類」を含む「布施」の記事については、「布施」の概要を参照ください。
- 布施の種類のページへのリンク