市販製剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 20:53 UTC 版)
経口薬のバクタ錠・顆粒、バクタミニ錠(塩野義製薬)やバクトラミン錠・顆粒、注射としてはバクトラミン®注(中外製薬)が有名である。トリメトプリムとしてどれくらい必要であるという書き方をされている場合が必要なので処方には注意が必要である。カリニ肺炎の治療では目安として60kgの成人ならばバクトラミンは一回3Aの一日4回投与が必要である。HIV感染者の肺炎ではカリニ肺炎を疑わなければならないが典型的には1週間くらいかけて進行する亜急性の高熱と労作時に増悪する呼吸苦が特徴である。しかし乾性咳嗽を伴う気道感染の頻度としては、非定型肺炎(マイコプラズマやクラミドフィラ)の方が多いので初期治療としてはST合剤とマクロライド併用が多い。 処方例:バクタ 4錠 分2 5日分
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