市原市民歌とは? わかりやすく解説

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市原市民歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/06 17:35 UTC 版)

市原市民歌

市民歌の対象
市原市

作詞 白鳥省吾
作曲 長谷川良夫
採用時期 1966年[1]
言語 日本語
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市原市民歌」(いちはらしみんか)は、千葉県市原市市民歌である。作詞・白鳥省吾、作曲・長谷川良夫

本記事では、同時に制定された市民音頭市原音頭」についても解説する。

解説

「市原音頭 / 市原市民歌」
(A面) 都はるみ杉良太郎 /
(B面) 三鷹淳、コロムビア合唱団
シングル
A面 市原音頭
B面 市原市民歌
リリース
規格 ソノシート(PS-466)
シングル盤(PRE-1462)
ジャンル 音頭市民歌
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 作詞:白鳥省吾(#A, B)
作曲・編曲:長谷川良夫(#A)、古賀政男(#B)
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1966年(昭和41年)に市原市の市制3周年を記念して制定された[1]。作詞者の白鳥は戦中に長生郡一宮町へ疎開し、戦後は千葉市に居を構えた県にゆかりのある詩人で、作曲者の長谷川は2年前に「千葉県民歌」を手掛けている。両名とも市からの依頼を受けての作成であったが、制定経緯に関しては資料が残っておらず「詳細は不明」とされている[1]

市民歌の制定と同時に日本コロムビアソノシート規格品番:PS-466)とシングル盤(PRE-1462)を製造し市民歌は三鷹淳、白鳥の作詞と古賀政男(県民歌と同時に制定された「千葉県民音頭」の作曲者でもある)の作曲で同時に作成された「市原音頭」は都はるみ杉良太郎の歌唱がそれぞれ吹き込まれた。なお1978年(昭和53年)の再発盤(PES-7878-CP)では「市原音頭」の男声が杉から大川栄策に代わったカバーとなっており、編曲も甲斐靖文によるアレンジ版となっている。

平成後期には市の公式サイトでも紹介が無く忘れられていたが2013年(平成25年)の市制50周年記念式典での演奏を機に再評価の機運が高まり、2019年(平成31年)3月15日からは市の防災無線を通じた定時演奏が行われるようになった[2]

市原市に関連する市民歌と市民音頭以外の楽曲としては、2003年(平成15年)に作成された市制40周年記念歌「Happyイチハラ」がある。

収録曲

  • 1966年盤
  1. 市原市民歌(歌唱:三鷹淳
    作詞:白鳥省吾、作曲・編曲:長谷川良夫
  2. 市原音頭(歌唱:都はるみ杉良太郎
    作詞:白鳥省吾、作曲・編曲:古賀政男
  • 1978年盤
  1. 市原市民歌(歌唱:三鷹淳)
    作詞:白鳥省吾、作曲:長谷川良夫、編曲:甲斐靖文
  2. 市原音頭(歌唱:都はるみ、大川栄策
    作詞:白鳥省吾、作曲:古賀政男、編曲:甲斐靖文

参考文献

脚注

出典

  1. ^ a b c 中山(2012), p148
  2. ^ ねぇ知ってた? 『市原市民歌』”. つくし. 市原市五井地区社会福祉協議会 (2020年7月20日). 2024年4月23日閲覧。

注釈

関連項目

外部リンク




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