市原市土宇における男性殺人事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 21:15 UTC 版)
市原市土宇における男性殺人事件 | |
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場所 |
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標的 | 男性S(当時73歳) |
日付 |
2013年(平成25年)6月1日[1] 午前6時20分頃[2] (UTC+9) |
概要 | 何者かが住宅に侵入し、居住していた男性をアイスピック状の凶器で刺殺した[2][1][3]。 |
攻撃手段 | アイスピック状の凶器を突き刺す[1][3] |
攻撃側人数 | 不明 |
武器 | アイスピック[1] |
死亡者 | 1人[2] |
犯人 | 不明 |
容疑 | 殺人[1] |
動機 | 不明 |
対処 | 千葉県警察と市原警察署捜査本部が捜査中[1][3] |
管轄 |
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市原市土宇における男性殺人事件(いちはらしつちうにおけるだんせいさつじんじけん)とは2013年(平成25年)6月1日に千葉県市原市土宇の住宅内にて発生した殺人事件である。犯人は現在も未だに逮捕されておらず、未解決となっている。
概要
2013年6月1日の午前6時20分頃、千葉県市原市土宇にある住宅に住む男性S(当時73歳)が自宅の居間で仰向けに倒れているのを、身の回りの世話をしていた知人男性が発見。Sは病院に搬送されたが、搬送先の病院で死亡が確認された[4]。発見時、玄関や勝手口は施錠されており、凶器は発見されなかった[2]。
Sは約10年前から事件現場に居住していたが、2008年7月11日に2人組の男に現金110万円を奪われ、軽傷を負う強盗被害に遭っていた[5][1][3]。以降、Sは窓に格子をつけるなどの防犯対策を行っていた[3]。
捜査経過
発見された当初は事件性の見極めがつかなかったものの、司法解剖を行った結果、Sの遺体には左胸を中心にアイスピック状の凶器による複数の刺し傷があったため、千葉県警察は殺人事件と断定し、市原警察署に捜査本部を設置した[1][3][6][7]。
Sは事件前日の午後9時30分頃に、第一発見者となる知人男性がS宅を出たのを最後に目撃情報が無いことや、発見当時、居間の明かりがついたままであったことから9時30分以降に自宅で殺害されたと見られている[7][8]。また、事件現場に争った形跡が無かったことや、知人に現金を貸していたことから、犯人は顔見知りの可能性が高いと見て交友関係を中心に捜査している[1][8][9]。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j 『朝日新聞』2013年6月6日 朝刊 ちば首都圏・1地方 29頁「交友中心に捜査、物色や争った形跡なし 市原・男性刺殺 /千葉県」(朝日新聞東京本社)
- ^ a b c d 『毎日新聞』2013年6月5日 東京夕刊 社会面9頁「殺人:心臓を刺されて、自宅で男性死亡 捜査本部設置--千葉・市原」(毎日新聞東京本社)
- ^ a b c d e f 『読売新聞』2013年6月6日 千葉 東京朝刊 京葉33頁「市原殺人、5年前に強盗被害 住民不安「また事件、怖い」=千葉」(読売新聞東京本社)
- ^ 「胸刺され73歳男性殺される 千葉・市原の民家」『MSN産経ニュース』産経デジタル、2013年6月5日。オリジナルの2013年6月5日時点におけるアーカイブ。2022年11月10日閲覧。
- ^ 『読売新聞』2008年7月12日 千葉 東京朝刊 京葉31頁「市原で2人組の男、110万円強盗=千葉」(読売新聞東京本社)
- ^ 「民家で73歳男性刺殺か 千葉・市原、胸に複数の刺し傷」『朝日新聞』朝日新聞社、2013年6月5日。オリジナルの2013年6月5日時点におけるアーカイブ。2022年11月10日閲覧。
- ^ a b 「死亡73歳男性の胸に複数の刺し傷、殺人事件と断定 千葉・市原」『MSN産経ニュース』産経デジタル、2013年6月5日。オリジナルの2013年6月5日時点におけるアーカイブ。2022年11月10日閲覧。
- ^ a b 「顔見知りが関与? 市原の男性殺害」『千葉日報』千葉日報社、2013年6月7日。オリジナルの2022年11月10日時点におけるアーカイブ。2022年11月10日閲覧。
- ^ 「73歳の男性、胸刺され死亡 千葉・市原」『日本経済新聞』日本経済新聞社、2013年6月5日。オリジナルの2013年7月4日時点におけるアーカイブ。2022年11月10日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 情報をお寄せください - 情報提供を呼びかける千葉県警察のホームページ
- 市原市土宇における男性殺人事件のページへのリンク