巻玉火薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/22 14:16 UTC 版)
巻玉火薬(まきだまかやく)は、幅5mm程度の紙テープに小粒の火薬100発を5mm間隔程度で盛り付けたタイプの紙火薬である。火薬類取締法施行規則において、一粒の直径が3.5ミリメートル以下、高さが0.7ミリメートル以下、火薬量が0.004グラム以下と規定されている。主に低年齢向けの遊戯銃に使用される。 アメリカ合衆国で製造されたキャップガンで多く使用されているもので、戦後それらが輸入されるとともに日本国内に入り、国産化された。より安全性の高い国産のキャップ火薬が普及するに伴い、代替が進んで日本国内での生産はすでに終了し、中国製のものが少数流通している。 また遊戯銃以外の使用目的として、巻玉火薬を使い着火させるオイルライター[スピットファイアー]も存在する。
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