差し戻し前の裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:15 UTC 版)
「東名高速夫婦死亡事故」の記事における「差し戻し前の裁判」の解説
本事件の差し戻し前の第一審は、横浜地裁第1刑事部に係属し、深沢茂之(裁判長)・伊東智和・澁江美香の3裁判官と、裁判員による合議体で審理された。事件番号は、平成29年(わ)第1680号。 横浜地方検察庁は起訴後、予備的訴因として監禁致死傷罪を追加した。これは、横浜地方裁判所が公判前整理手続(裁判員は関与しない)で、横浜地検・弁護人の双方に対し「危険運転致死傷罪は認められない」とする見解を表明していたことから、地検が危険運転致死傷罪が認められなかった場合に備えたものである。一方、弁護人は危険運転致死傷罪のみならず、監禁致死傷罪に関する主張・反論も行う必要が生じ、危険運転致死傷罪否定の主張に割ける時間・労力を削がれる結果になった。
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