左近の桜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 21:43 UTC 版)
見晴広場の中央に植えてあるヤマザクラ。1831年(天保2年)に有栖川宮熾仁親王の王女登美宮吉子女王が徳川斉昭に嫁ぐ際、仁孝天皇から京都御所の左近の桜の鉢植えを賜わった。江戸小石川の江戸藩邸上屋敷に植えられたが、1841年(天保12年)に弘道館が落成するにあたり弘道館正庁前に移植された。この桜は1957年(昭和32年)に枯れてしまったが、1962年(昭和37年)に弘道館の改修工事が完了したのを記念して、茨城県が宮内庁より京都御所で育樹していた樹齢7年、高さ数メートルの樹を弘道館及び偕楽園にそれぞれ植えられた。
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