左沢
名字 | 読み方 |
左沢 | あてらさわ |
左沢
姓 | 読み方 |
---|---|
左沢 | さざわ |
左沢 | ひだりさわ |
左沢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:24 UTC 版)
諸説あるが、主に人口に膾炙しているのは以下の説である。 宝暦年間に進藤重記によって編纂された地誌『出羽國風土略記』に拠る最上川の右岸を「こちらの沢」、左岸を「あちらの沢」と呼んだ(左沢市街地は実際に最上川左岸にあたる)ことからの転訛との説。 柳田國男に拠る、古語に樹木の日の当たらない側をアテと云い、転じて日当たりの悪い土地をアテと称したことに基づくとの説。なお、柳田に拠れば「アテラ」「安寺」「阿寺」等、同音の地名は美濃以東日本各地に分布している。山中襄太は山形県内だけでも同音の地名を10箇所確認できるとする。 大正年間の鉄道旅行ガイドが採取している、寒河江城から見て「あちら」方の渓谷と大江親広が呼んだことに因るとの説。 詩人の黒田喜夫等が唱えるアイヌ語起源説。黒田に拠れば、アイヌ語で「at‐e‐ra‐nay」は日本語で「オヒョウニレ・そこの・下方に・沢」となり、すなわち「楡の木のある所の下流の沢」となるという。
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