左室部分切除術とは? わかりやすく解説

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左室部分切除術(バチスタ手術)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/17 18:16 UTC 版)

左室形成術」の記事における「左室部分切除術(バチスタ手術)」の解説

左室部分切除術(Partial left ventriculectomy)またはバチスタ手術とは、ブラジル人医師ランダス・バチスタ(en:Randas Batista)が考案した心室の後側壁一部を両乳頭筋の間で切除することにより左室容積縮小する術式である。日本では1996年12月須磨久善湘南鎌倉総合病院において初め実施1998年1月医療保険対象となった。本術式梗塞の主座が後側壁側に存在し、中隔側の心筋収縮力が残っている場合に有効と考えられたが、その後遠隔期に心不全再発高率認めることが報告された。2009年米国心臓病学会財団(ACCF)と米国心臓協会AHA)の慢性心不全ガイドラインでは本術式推奨レベルClass III有益でないまたは有害であり、適応でないことで意見一致している)とされており、日本における採用限定されている。

※この「左室部分切除術(バチスタ手術)」の解説は、「左室形成術」の解説の一部です。
「左室部分切除術(バチスタ手術)」を含む「左室形成術」の記事については、「左室形成術」の概要を参照ください。

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