島之内小劇場
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牧師として在職当時、1968年6月から教会を「島之内小劇場」として文化的活動の会場に提供した。1972年3月から2年間、「島之内寄席」を開催。1974年に状況劇場(唐十郎主宰)の公演「腰巻お仙」が、教会にはふさわしくない、と反対の声が出た。このため信徒ら約60人が出席して総会を開催。西原は「小劇場が続けられないなら私は教会をやめる」とまで発言。激論の末、わずか1票差で、小劇場継続が決まった。1976年12月15日に関西室内楽協会がチャペルコンサートを開き、以降西原が教会を去るまでに214回を数えた(西原の退任日に第214回となる送別演奏会がおこなわれている)。これをもって小劇場活動は30年の歴史に幕を下ろした。演奏会は西原の退任後も続けられたが、2005年11月に教会が一般への貸し出し停止を決めたことに伴い、2005年12月のラストコンサートをもって終了した。
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