島と漁場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 04:07 UTC 版)
古くから知られた島で夏季には島に渡って漁をする人も多くいた。江戸時代の記録では1673年(延宝元年)に松前藩主所有の船が島の沖で遭難したという。 文化年間の『村鑑下組帳』によると松前町の商人が「大嶋場所」や「小嶋場所」を開設し、魚油、フキ、トド肉などを生産していた。また、幕末の『再航蝦夷日誌』では1846年(文化3年)には、島に船澗が1か所と番屋があり、夏季にはトド漁が行われていたほか、海藻、ナマコ、アワビなどの漁が行われていたと記されている。 昭和20年代から40年代までは石川県輪島市から海女が訪れて、昆布、アワビ、ウニなどの漁を行っていた。
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