岩山 (国後島)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 05:27 UTC 版)
岩山 | |
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古釜布から望む岩山
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標高 | 1,189 m |
所在地 | ![]() 国後郡留夜別村 |
位置 | 北緯44度48分26.69秒 東経147度7分50.8秒 / 北緯44.8074139度 東経147.130778度座標: 北緯44度48分26.69秒 東経147度7分50.8秒 / 北緯44.8074139度 東経147.130778度 |
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岩山(いわやま)は日本の国後島にある火山。北側にはルルイ岳がある。
構造
岩山の標高1,189メートルのなだらかな構造である[1]。山頂火口内の凹地は平坦であり、標高は950メートルほどである。火口内は厚さ100メートルから150メートルの堆積物が層状に重なっている。
岩山の南部は火山性堆積物によって覆われている。南斜面の一部は氷河によって大きく浸食されており、第三紀の地層が露出している。南東斜面にある広い氷河の谷には火砕丘があり、全長4キロメートルの溶岩流が流れた痕跡がある。
岩山の北麓の丘陵は、厚さ1,000メートルの堆積物で覆われている。
地名
ロシア名はスミルノフ火山 (Вулкан Смирнова)。ロシアの地質学者セルゲイ・スミルノフにちなんで名づけられた[2]。
参考文献
- ^ "Ruruidake [Smirnov]". Global Volcanism Program. Smithsonian Institution. 2023年8月6日閲覧。
- ^ John Seach, Smirnov Volcano, Volcano Live 2023年8月6日閲覧。
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