岡本良一とは? わかりやすく解説

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岡本良一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 05:43 UTC 版)

岡本 良一(おかもと りょういち、1913年4月29日[1] - 1988年8月2日[1])は、日本の歴史学者[2]

略歴

大阪府大阪市生まれ。1938年京都帝国大学文学部史学科を卒業[3]

明浄高等女学校教諭を経て、1942年から大阪市に職員採用され、大阪城天守閣に配属され、大阪城主任として1968年3月に退職するまで26年間天守閣に勤務する[1]

退職後に、関西大学羽衣学園短期大学の講師となる。大阪市史料調査会・理事、堺市立博物館・初代館長などを歴任する。1969年3月から研究・著作に専念する[1]

1988年8月2日大阪市内の病院で肝臓癌で死去[1]

業績

  • 大坂城の研究家として、文献の研究や遺構発掘などを行い大阪城天守閣を研究施設として充実させる[1]
  • 日本近世史を専門とし、民衆史の分野での業績を残す[2]

受賞歴

著書

  • 『大坂城』1970年 岩波新書
  • 『大塩平八郎』1975年 創元社
  • 『大坂冬の陣夏の陣』1979年 創元社
  • 『大阪城400年』1982年 大阪書籍
  • 『乱・一揆・非人』1983年 柏書房
  • 『大阪の歴史―史跡めぐり』1989年 岩波書店

参考文献

脚注

関連項目




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