岡女堂駅とは? わかりやすく解説

岡女堂駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/29 15:43 UTC 版)

岡女堂駅
ホーム(2005年8月)
おかめどう
Okamedō
南本別 (3.8 km)
(2.5 km) 本別
所在地 北海道中川郡本別町共栄
所属事業者 北海道ちほく高原鉄道
所属路線 ふるさと銀河線
キロ程 27.3 km(池田起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1995年平成7年)9月4日[1]
廃止年月日 2006年(平成18年)4月21日
備考
  • 転換後新駅
  • ふるさと銀河線廃線に伴い廃駅
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岡女堂駅(おかめどうえき)は、北海道中川郡本別町共栄にあった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線である[1]

概要

岡女堂」(本社が神戸市にあった甘納豆の老舗)本別工場の隣接地に、鉄道利用促進のため岡女堂が約3,000万円を負担して新設されたもので、同社の社名をそのまま駅名とした[1]。また、駅名標にも同社のロゴが使われていた。

のちに岡女堂本別工場は「とかち岡女堂」として別会社(子会社)となったが、路線廃止直前に経営破綻した(なお、岡女堂本体も2006年11月末に経営破綻し、同年12月12日に破産手続きが開始されている)。

2006年4月阿寒を中心に観光業を展開する株式会社阿寒グランドホテル(鶴雅グループ、現・鶴雅リゾート株式会社)が全額出資して設立した子会社「十勝豆本家」(北海道本別町共栄)が、とかち岡女堂の土地、建物、機械設備などを買収した際、当駅舎も十勝豆本家の所有となった。

歴史

駅構造

単線に長さ22 m・幅2.7 mの単式ホームがある1両編成対応の地上駅[1]上屋日高山脈をモチーフにした三角屋根が連続したものである[1]無人駅だった。駅舎に入るには岡女堂の工場の敷地を通り抜ける必要があった。出入口から駅までは屋根つきの通路が設置されており、列車の到着時にはホームのスピーカーから岡女堂社長の作曲した音楽が流れていた。

駅周辺

駅跡地

レールは撤去されたが、ホーム及び駅名標はそのまま残っている。

隣の駅

北海道ちほく高原鉄道
ふるさと銀河線
南本別駅 - 岡女堂駅 - 本別駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g “ちほく高原鉄道 初の新駅 「岡女堂」駅が開業”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1995年9月11日) 
  2. ^ “新駅「岡女堂」建設に着手 北海道ちほく高原鉄道”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年7月11日) 

関連項目





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