山火事への対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 15:00 UTC 版)
「キャンプ・ハンセン」の記事における「山火事への対応」の解説
演習場内は森林地帯であるため、山火事が度々発生している。山火事の発生件数は復帰以降2003年半ばまでで380件、焼失面積は合計3140haであり、沖縄米軍施設で発生した原野火災の大半を本基地での火災が占めている。火事の原因は不発弾の着火、降下訓練の失敗による夜間の死傷兵捜索において照明弾を使用した等である。これに対しての対策は半年ごとに米軍による清掃作業が実施され、その際発見された不発弾を処理しているという。 これに対しては沖縄防衛局(旧那覇防衛施設局)により防火水槽、防火用道路が整備されている。米軍は発生の際は日本側にも通報し、消防車が入れない地区での山火事の場合にはヘリで消火を実施している。問題は夜間の空中消火活動は困難であるため、このような方法は日没が限界となることである。
※この「山火事への対応」の解説は、「キャンプ・ハンセン」の解説の一部です。
「山火事への対応」を含む「キャンプ・ハンセン」の記事については、「キャンプ・ハンセン」の概要を参照ください。
- 山火事への対応のページへのリンク