山姥=白人説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 17:10 UTC 版)
山姥の正体が白人であると主張されることもある。江戸時代・1794年に長澤蘆雪によって描かれた山姥は金髪のように見え、頤(おとがい)が前方に出ている、直顎(ちょくがく)である、典型的鉤鼻を持っているなど、白人的特徴を有しているという。また、静岡県磐田郡に残る山姥伝説からも、その山姥の息子が金髪だったと解釈できるという。(「鬼」「鬼=白人説」の節も参照。) ただし、喜多川歌麿によって描かれた一般的な浮世絵風の山姥の例などもあるように、その描写は描き手によって様々であり、常に特定の人種的特徴を示しているわけではない。
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