山口修_(ギタリスト)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 山口修_(ギタリスト)の意味・解説 

山口修 (ギタリスト)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/10 08:57 UTC 版)

山口 修(やまぐち おさむ)は、日本ギタリスト。国際的なギターコンクールで優勝・受賞歴がある。

経歴・人物

長崎県長崎市出身[1]小学生の頃に不登校の時期があったが、10歳のときにギターと出会い、ギターと会話をするように練習する中で人と話すことも好きになり、学校に戻ることができたという[2]中学生のときに九州ギター音楽コンクールで優勝、長崎東高校在学中に第14回日本ギターコンクールで第2位に入賞した[1][3]。ギターを中心とするグループ・サウンズビートルズが音楽シーンを席巻する中で、自らもギタリストとして活動したいと思うようになり[2]、スペイン給費留学生として渡欧し[1]、数多くのコンクールに参加。アルル国際音楽祭(フランス)で最優秀賞を受賞したほか、ラミレス国際ギターコンクール(スペイン)とアレッサンドリア国際ギターコンクール(イタリア)でいずれも日本人として初めて第1位を獲得した[1][4]

その後も国内外を問わず各地で活動し、イタリア合奏団九州交響楽団をはじめとして多くの合奏団・オーケストラと共演[1]日本フィルハーモニー交響楽団とも国内外約80公演でソリストとして共演した[1]。現在は九州、特に長崎を拠点として活動している[4]平成音楽大学講師も務めている[5]

このほか長崎市市政功労者表彰、長崎県地域文化特別賞(1995年)、長崎県民表彰特別賞(1998年)などを受賞した[1][2]

受賞歴

  • フランスアルル国際音楽祭最優秀賞
  • スペイン・ラミレス国際ギターコンクール第1位(日本人初)
  • イタリア・アレッサンドリア国際ギターコンクール第1位(日本人初)
  • ベネズエラ・A・ディアス国際ギターコンクール第2位

関連人物

メディア出演

脚注

  1. ^ a b c d e f g inoti2” (PDF). 大村市. 2016年9月1日閲覧。
  2. ^ a b c 学びの達人情報 ギタリスト 山口修さん” (PDF). ながさき県民大学. 2016年9月1日閲覧。
  3. ^ 長崎東高校2008年10月・11月”. 長崎県立長崎東中学校・高等学校. 2016年9月1日閲覧。
  4. ^ a b 【CD】山口 修〈シャコンヌ〉”. 現代ギター. 2016年9月1日閲覧。
  5. ^ 教員一覧”. 平成音楽大学. 2016年9月1日閲覧。
  6. ^ メクル第467号 ジャポニカ学習帳 表紙を撮影40年 山口進さん」『長崎新聞』2020年6月21日。オリジナルの2022年12月28日時点におけるアーカイブ。2022年12月30日閲覧。

外部リンク


「山口修 (ギタリスト)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「山口修_(ギタリスト)」の関連用語

山口修_(ギタリスト)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



山口修_(ギタリスト)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの山口修 (ギタリスト) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS