小山機関区
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小山機関区 | |
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配置されていたC50形
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基本情報 | |
鉄道事業者 | 日本国有鉄道 →日本貨物鉄道 |
帰属組織 | 関東支社 |
所属略号 | 小 |
備考 | 1970年に車両配置終了。組織としては改編を経て2000年代まで存続。 |
小山機関区(おやまきかんく)は、かつて栃木県小山市にあった日本国有鉄道(国鉄)・日本貨物鉄道(JR貨物)の車両基地である。小山駅構内に位置していた。
1986年に、隣接する小山客貨車区と統合し、小山運転区に改称していたが、1987年3月1日付で再び小山機関区に改称[1]して貨物関係の乗務員基地・貨車検修基地となり、同年4月1日付で日本貨物鉄道(JR貨物)の所属となった[2]。
1996年4月に、JR貨物の小山駅と機能を統合し、小山総合鉄道部に改組された[3]。1999年11月に刊行された『鉄道ピクトリアル』2000年1月号(No.680)(貨物輸送特集)pp.35-37では小山総合鉄道部についての記述があるが、鉄道貨物協会発行の『2005貨物時刻表』(2005年3月ダイヤ改正)pp.260-261の「機関区・貨車区・車両所・保全技術センター・保全区所在地」頁には記載がなくなっており、この間に廃止されたことになる。
受け持ち線区
そのほか小山駅構内入換を担当していた。
配置車両
基本的に小山駅から分岐する水戸線、両毛線、駅構内入換用の蒸気機関車のみ配置されていた。
国鉄時代の配置車両
- 蒸気機関車[4]
歴史
- 1936年(昭和11年):開設
- 1958年(昭和33年):東北本線無煙化
- 1967年(昭和42年)2月1日:水戸線無煙化
- 1968年(昭和43年)9月1日:両毛線無煙化
- 1970年(昭和45年)
- 1986年(昭和61年):この頃までに小山客貨車区と統合し、小山運転区に改称。
- 1987年(昭和62年)
- 1996年(平成8年)4月:小山機関区とJR貨物の小山駅の機能を統合し、小山総合鉄道部を設置[3]。
- 2005年(平成17年):遅くともこの頃までに廃止。
現在
機関区跡地は小規模な保線基地と住宅街として活用されている。
脚注
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』1987年5月号(No.246)pp.34-35
- ^ a b 『鉄道ジャーナル』1988年2月号(No.256)p.33
- ^ a b 『鉄道ピクトリアル』2000年1月号(No.680)pp.35-37
- ^ 局別「機関車配置表』1931年~1970年(1937年/1945年/1946年を除く)
関連項目
- 小山機関区のページへのリンク