小場江堰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/28 17:33 UTC 版)
1656年(明歴2年)には那珂川下流部下江戸地点(那珂市)に小場江堰を設け、左岸の国井から那珂湊方面(ひたちなか市)一帯の水田に注ぐ江堰を完成させた。完成した小場江堰は堰の長さ約180メートル、高さ約9メートルであった。しかし、完成翌年の大洪水により取水口が壊されたため取水量に不足が生じ、1658年(万治元年)に約2キロメートル上流の小場村(常陸大宮市)に取水口を付け替えた。小場江堰の灌漑地域は20村に及び、石高は7700石余となった。
※この「小場江堰」の解説は、「永田氏 (水戸藩)」の解説の一部です。
「小場江堰」を含む「永田氏 (水戸藩)」の記事については、「永田氏 (水戸藩)」の概要を参照ください。
- 小場江堰のページへのリンク