小中学校付設の図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 08:54 UTC 版)
「高浜市立図書館」の記事における「小中学校付設の図書館」の解説
1914年(大正3年)4月14日には図書館の設置が認可され、高浜尋常高等小学校(現在の高浜市立高浜小学校)に高浜町立高浜図書館が設置された。当時の蔵書数は約3,000冊であり、校舎の中央にあった一室を図書室として利用した。図書館職員として2人が配置され、一般町民や教育関係者なども利用したという。やがて図書が散逸するなどして利用者もいなくなり、事実上の閉館状態となった。 太平洋戦争後には、残っていた図書すべてがいったん高浜町役場倉庫に納められた。1948年(昭和23年)に図書の整理が行われ、不要図書が廃棄されたことで、22部門445項目1,176冊となった。1953年(昭和28年)7月15日には高浜市立高浜中学校に650冊を、残りを小学校に配置して利用を開始し、高浜町立図書館は高浜中学校図書館と合併(併設)する形となった。当時は高浜中学校の図書館費に加えて、高浜町立図書館の図書館費も相当額が計上されていた。1957年(昭和32年)時点では高浜町立図書館の図書館費として25,000円、また高浜中学校の図書館費として20,000円、育友会による図書費として55,000円、計100,000円によって運営されている。専任職員が1人を含む図書館職員5人がおり、1957年(昭和32年)の蔵書数は7,008冊である。
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