将軍継嗣の話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 14:29 UTC 版)
後世、三田村鳶魚は赤門にまつわる逸話として次のような話を記しているが、史料の裏付けはない。祖母(溶姫の母で家斉の側室)のお美代の方は大奥の権勢を固めようと、慶寧の伯父である将軍家慶の世子家定が病弱であるため、自分の孫に当たる慶寧を継嗣にしようとした。そこで、お美代の方は家斉の遺言書を、家慶の嫡子家定を13代将軍とし、慶寧を家定の養子として14代将軍にするという内容に偽造した、というものである。
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