富寿栄の松
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 23:29 UTC 版)
かつて本照寺の境内には、国の天然記念物に指定されていた富寿栄(ふすえ)の松というクロマツがあった。樹高は27mと低いが、東西40m、南北30mにわたって手が届く高さに広々と枝を広げた、樹齢およそ700年の巨木であった。しかし1968年(昭和43年)頃からマツ材線虫病によって枯れはじめ、1971年(昭和46年)3月に天然記念物の指定を解除されたのちに枯れ死している。現在は根株のみが境内に保存されており、根に近い幹は本堂内で巨大な火鉢として活用されている。
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