家元・名人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/26 00:16 UTC 版)
家元は歴代都一中を名乗っている。当代で十二代目である。 近年の名手としては、浄瑠璃に二代目都一広、都一いき、宇治紫文、三味線に十一代都一中などがあげられる。 また、都一中を家元とする『都派』の他に、箏曲の山田流と関係が深い『宇治派』、その他に『菅野派』があり、それぞれに活動している。 一中節は1993年に重要無形文化財に指定され、一中節保存会会員が重要無形文化財の保持者として総合認定された。重要無形文化財保持者として各個認定された者(いわゆる人間国宝)は、浄瑠璃が都一広(二代目)、都一いき、宇治紫文(七代目)、三味線が都一中(十一代目)、宇治文蝶である。以上のうち2010年時点で現役であるのは宇治紫文(七代目)と宇治文蝶で、いずれも宇治派の演者である。
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