宮登神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/15 16:26 UTC 版)
宮登神社 | |
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所在地 | 埼玉県鴻巣市宮前88 |
位置 | 北緯36度04分28.8秒 東経139度29分04.3秒 / 北緯36.074667度 東経139.484528度座標: 北緯36度04分28.8秒 東経139度29分04.3秒 / 北緯36.074667度 東経139.484528度 |
主祭神 | 誉田別命 |
社格等 | 村社 |
創建 | 天長2年(825年)以前 |
歴史
825年(天長2年)以前に創建された。近くの光徳寺を開山した高野聖の「源楽」を祭神として祀る神社を創建した。源楽は825年(天長2年)に寂しているので、創建年はそれよりも若干古いことになる。源楽は淳和天皇の皇子と伝えられており、その貴種流離譚に基づいて祭神となったものと推測される。そういう経緯により、当初は「聖権現社」という社名であった[1]。
明治初期、神仏分離政策により、仏教色の強い社名と祭神を変える必要に迫られた。そこで箕田八幡神社から分霊を勧請し、源楽から宗像三女神に変更し「聖権現社」から「八幡社」に改称した。そして近代社格制度に基づく「村社」に列せられた。1907年(明治40年)の神社合祀により周辺の6社が合祀された。そして当社の所在地の「宮前」と他社の「登戸」から一字を採って「宮登神社」に改称した[1]。
交通アクセス
- 北鴻巣駅より徒歩24分。
脚注
参考文献
- 埼玉県神社庁神社調査団 編『埼玉の神社 北足立・児玉・南埼玉』埼玉県神社庁、1998年
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