宮崎漁港 (富山県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 宮崎漁港 (富山県)の意味・解説 

宮崎漁港 (富山県)

(宮の崎橋 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 10:28 UTC 版)

宮崎漁港
宮崎漁港の様子
所在地
日本
所在地 富山県朝日町
座標 北緯36度58分4秒 東経137度35分2秒 / 北緯36.96778度 東経137.58389度 / 36.96778; 137.58389座標: 北緯36度58分4秒 東経137度35分2秒 / 北緯36.96778度 東経137.58389度 / 36.96778; 137.58389
詳細
開港 1951年7月28日
管理者  富山県
種類 第一種漁港

宮崎漁港(みやざきぎょこう)は、富山県下新川郡朝日町宮崎にある第1種漁港である[1]

概要

かつての宮崎漁港付近は砂礫の海浜地であったが[1]1950年昭和25年)2月、宮崎部落が漁港建設期成同盟会を結成。その後、村民大会を以て宮崎漁港建設を決議。さらに富山、新潟両県の付近沿岸町村の漁民に呼び掛けて賛同を得て、関係方面へ強力な陳情を展開した結果、富山県および農林省(現・農林水産省)より係員の視察が行われるに至った[2]

1951年7月28日に農林省告示第270号による漁港指定、続いて1953年(昭和28年)1月6日に農林省告示第1号による漁港管理者の指定を受けた[1]。当初は砂浜に砂防突堤を設置・延長する方式であったが、漁船の大型化に伴って泊地が必要になり、東防波堤の延長と泊地の拡大がはかられ、東防波堤が1956年(昭和31年)11月17日に完成した[3][4]1966年(昭和41年)11月2日には第1期漁港整備工事が完成し[5]、以降も外郭施設、水域施設、係留施設等の基本施設などが順次整備され、現在に至る[1]

港湾施設

基本情報
日本
所在地 富山県下新川郡朝日町
用途 道路橋
路線名 宮崎漁港臨港道路
着工 1988年(昭和63年)度
開通 1994年平成6年)5月14日
構造諸元
全長 250 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
テンプレートを表示

宮の崎橋

宮崎漁港臨港道路(延長400m)の橋で、橋長は250m。テラス状に張り出した高架橋になっている全国的にも珍しい2階建て構造である。総事業費9億7,000万円かけて1988年(昭和63年)度に着工し、1994年平成6年)5月14日に開通した[6]

周辺

地理

交通

出典

  1. ^ a b c d 宮崎漁港(富山県管理・第1種)(富山県、2022年10月6日閲覧)
  2. ^ 『宮崎村の歴史と生活 -船と石垣の村-』(1954年8月20日、宮崎村誌編纂委員會編纂、宮崎村役場発行)478頁。
  3. ^ 『町制施行30周年記念 あさひ 町制要覧/昭和59年版(朝日町町勢要覧 昭和59年版)』(1984年8月、朝日町役場発行)7頁。
  4. ^ 土屋義人, 山口正隆, 白井亨, 河田恵昭, 芝野照夫, 山下隆男, Syamsudin A.R.「富山県宮崎海岸の海浜過程について」『京都大学防災研究所年報. B』第24巻B-2、京都大学防災研究所、1981年4月、433-473頁、CRID 1050845760506503936hdl:2433/70456ISSN 0386-412XNAID 120001113378。「2頁、『2.宮崎・市振海岸の沿革』より」 
  5. ^ 『町制施行30周年記念 あさひ 町制要覧/昭和59年版(朝日町町勢要覧 昭和59年版)』(1984年8月、朝日町役場発行)10頁。
  6. ^ 『広報あさひ』1994年6月号(No.466)24頁『今月の表紙 新時代への掛け橋「宮の崎橋」完成』より。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  宮崎漁港 (富山県)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「宮崎漁港 (富山県)」の関連用語

宮崎漁港 (富山県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



宮崎漁港 (富山県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの宮崎漁港 (富山県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS