実行犯の自白
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:53 UTC 版)
テ・チャンス司令官(北朝鮮の開城地区特殊工作部隊)の命令によって、以下の3人から成る暗殺班が組織された。 キム・ジンス少佐(逮捕) カン・ミンチョル上尉(逮捕) キム・チホ上尉(ビルマ警察との銃撃戦で射殺) 暗殺班は、9月9日に北朝鮮の貨物船・東健号で、甕津港を出港。9月16日にラングーン港へ到着。9月17日から24日までラングーン港内に停泊。ラングーン港到着後、在ビルマ北朝鮮大使館のチョン・チャンヒ参事官宅に匿われる。 アウン・サン廟に爆弾をしかけたのは、10月7日夜10時頃で、指揮官のキム少佐が見張りにあたり、カン上尉が廟の屋根にのぼり、キム上尉から爆弾を手渡されて設置した。事件当日、アウン・サン廟に近いウィザヤ映画館附近で爆弾の遠隔操作によって実際に爆発させたのは、指揮官のキム少佐であった。
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