実相寺 (北杜市)とは? わかりやすく解説

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実相寺 (北杜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 07:28 UTC 版)

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実相寺
所在地 山梨県北杜市武川町山高2763
位置 北緯35度46分50.8秒 東経138度22分2.8秒 / 北緯35.780778度 東経138.367444度 / 35.780778; 138.367444座標: 北緯35度46分50.8秒 東経138度22分2.8秒 / 北緯35.780778度 東経138.367444度 / 35.780778; 138.367444
山号 大津山
宗派 日蓮宗
創建年 不詳
文化財 山高神代ザクラ(史跡名勝天然記念物)、実相寺の梵鐘、蔦木氏代々の墓と石廟群(以上、北杜市指定文化財)
公式サイト 實相寺‐日本一の桜が生きる 實相寺
実相寺
実相寺 (山梨県)
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実相寺(じっそうじ)は、山梨県北杜市にある日蓮宗寺院

歴史

創建年代は不明である。当初は真言宗の寺院であった。日蓮宗に転宗した時期について、次の二つの説がある。第一説は日蓮宗宗祖日蓮が、流罪地の佐渡国から帰還する途上、当寺に立ち寄り転宗したという説。第二説は1375年天授元年)に実相院日応が、当寺住職真理法印を論破し、寺を譲り受けたという説である。当寺公式サイトでは第二説を採っている[1][2]

永禄年間(1558年 - 1570年)に現在地に移転した。1561年(永禄4年)の川中島の戦いに際し、武田信玄は家臣に当寺で戦勝祈願を命じている[2]

神代ザクラ

当院には「神代ザクラ」と呼ばれるエドヒガン種のがあることで知られている。樹齢は約2000年といわれており、日本武尊お手植えの桜という伝説がある。その後、日蓮が当寺を訪れ、樹勢回復を祈ったところ、勢いを取り戻したことから「妙法桜」ともいわれている[2]

文化財

  • 山高神代ザクラ(史跡名勝天然記念物 大正11年10月12日指定)[3]
  • 実相寺の梵鐘(北杜市指定文化財 昭和53年11月1日指定)[4]
  • 蔦木氏代々の墓と石廟群(北杜市指定文化財 昭和60年11月1日指定)[4]

交通アクセス

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 歴史・略年譜実相寺
  2. ^ a b c 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年、205-206p
  3. ^ 山高神代ザクラ文化庁
  4. ^ a b 北杜市の文化財一覧北杜市

参考文献

  • 山梨県高等学校教育研究会地歴科・公民科部会 編『山梨県の歴史散歩(歴史散歩19)』山川出版社、2007年

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