宏智語録とは? わかりやすく解説

宏智語録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 01:29 UTC 版)

狗子仏性」の記事における「宏智語録」の解説

宋代曹洞宗禅僧宏智正覚(わんししょうがく:1091年 - 1157年)の「宏智語録」には、狗子仏性が「有りとされる形式継承される挙す、「僧、趙州に問う、狗子に還た仏性有りや」。州云く、「有り」。僧云く、「既に有り什麼としてか却って這箇皮袋に撞入する」。州云く他(かれ)は知って故(ことさ)らに犯すが為なり」。又た僧有りて問う、「狗子に還た仏性有りや」。州云く、「無し」。僧云く、「一切衆生に皆な仏性有り狗子什麼としてか却って無き」。州云く、「伊に業識の在る有るが為なり」 ここで、狗子仏性有り答え、「 故らに犯すが為なり」と言うのは、自ら輪廻下っていくという「異類中行」(趙州従諗参照)の意味であると解されている。

※この「宏智語録」の解説は、「狗子仏性」の解説の一部です。
「宏智語録」を含む「狗子仏性」の記事については、「狗子仏性」の概要を参照ください。

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Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの狗子仏性 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

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