完成と荒廃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 23:08 UTC 版)
1991年のソビエト連邦の崩壊後、ロシア連邦政府がGLONASSの開発と運用を引き継いだ。1993年9月24日、当時のボリス・エリツィン大統領は正式運用開始を宣言したが、実際に24基の衛星全てが揃って運用を開始したのは1996年1月18日であった。同年にロシア運輸省は、少なくとも今後15年間は自由無償で民生利用のために提供すると発表し、この後、ICAOでも利用が承認された。 完成後6年間、ロシアはシステムの保守を行うことができなかったため、全地球測位システムとしての機能は徐々に失なわれていった。2001年には運用を続けている衛星は最小の6-8機になった。
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