守宮 (妖怪)とは? わかりやすく解説

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守宮 (妖怪)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/26 02:36 UTC 版)

守宮(いもり)とは、日本妖怪の一種で、戦乱で死んだ武士の霊が、守宮という小人の妖怪となって井戸の周りに住み着くというもの。浅井了意による江戸時代の怪異小説集『伽婢子』に記述がある。漫画家・水木しげるの著書では「井守」と表記されている[1]。読みは「いもり」だが、実際には両生類イモリではなく爬虫類ヤモリの怪異を描いたものである[2][3]


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  1. ^ 水木しげる 『図説 日本妖怪大全』 講談社講談社+α文庫〉、1994年、65頁。ISBN 978-4-06-256049-8
  2. ^ 浅井了意 『伽婢子』 佐竹昭広他編、岩波書店新日本古典文学大系〉、2001年、279-286頁。ISBN 978-4-00-240075-4
  3. ^ イモリヤモリは形や大きさが似ているため、かつての日本ではこれらの区別が曖昧であり、本来ヤモリを指す「守宮」を「いもり」と読む例が多々見受けられた(参考:『イモリと山椒魚の博物誌』ISBN 978-4-87502-211-4)。


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