宇宙政策・ 主張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 07:43 UTC 版)
2011年、政府の平成24年(2012年)度予算に関する閣議決定で、宇宙関連予算では利用に重点を置いた方針がとられたことについて、利用に徹する姿勢から新たな技術を拓くことは期待できず、(他国から)新たな技術開発やイノベーションが現れるのを待つだけに陥る危険があると訴え、日本が閉塞する大きな原因の一端であると述べた。2015年に政府が策定した宇宙基本計画で出口戦略が強調された際も、川口は、出口戦略はセレンディピティという科学や技術の本質に逆行するもので、出口が見えるような短期的な視点で生産性を追うだけでは、革新的な技術は生まれないと指摘した。
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