宇宙が消滅する
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 20:11 UTC 版)
「親殺しのパラドックス」の記事における「宇宙が消滅する」の解説
SF小説にはパラドックスを生じさせると宇宙が消滅する、あるいはそのパラドックスに影響された時空間の一部が消滅するという例もある(前者の例として『サマータイムマシン・ブルース』、後者の例として『戦国自衛隊1549』が挙げられる)。その場合、『新スタートレック』の最終話のようにパラドックスを防ぐことがプロットの中心となる。 それほど破滅的でない類似の解釈として、歴史が改変されるかどうかで時間旅行者の死が関わってくる。例えばバック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズの1作目では、過去を変えてしまったために主人公の存在が消えてしまう危険が生じ、自身の存在をかけて過去を修復しようとする。この解釈では、祖父を殺した場合、殺人者までの存在は全て消えてしまい、祖父の死も別の原因だったことになる。従って歴史的観点ではパラドックスはなかったことになる。
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