孫の発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/12 07:38 UTC 版)
「エンリケータ・エステーラ・バルネス・デ・カルロット」の記事における「孫の発見」の解説
2001年10月21日、夫のギド・カルロットがラプラタで死去した。2003年には国際連合の国連人権賞を受賞した。2008年にはフランス・パリに「5月広場の母と祖母の庭」が竣工し、クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領とともに竣工記念式典に出席した。2010年にはユネスコによるフェリックス・ウーフェ=ボワニ賞(英語版)を受賞した。2011年には映画監督のニコラス・ヒル・ラベドラが伝記映画『Estela』の製作を開始し、ススー・ペコラーロ(英語版)を配役した。 孫を失ってから36年後の2014年8月5日、自身の身元に疑問を抱いていた男性が自発的に受けたDNA検査によって、カルロットの孫が発見されたことが発表された。この男性はイグナシオ・ウルバンという名前であり、ブエノスアイレス州オラバリア(英語版)にあるロッシ兄弟音楽学校でジャズオーケストラの指揮と指導を行っていた。ウルバンは「5月広場の祖母たち」が真の身元を明らかにした114人目の「孫」だった。このことが公表された直後、ウルバンは名前をイグナシオ・ギド・モントーヤ・カルロットに変更した。
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