婚礼の話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 01:04 UTC 版)
正聰の娘の婚礼の時、勤倹令が発令されていた時世であったので、婚家は婚具の豪華になることを避けて「互いに風呂敷包みに収まる程度にしよう」と取り決めをした。正聰は快諾したが、果たして婚礼の日に乾家は「箪笥、長持ち、鋏箱、手桶、盥、鏡台、下駄箱、雨具」などの婚礼用具一式をすべて巨大な家紋入りの風呂敷包みで覆って行列を為し、果ては花嫁の乗った駕籠までも大風呂敷で包んで送り出したため、土佐の人は大変驚いたという逸話がある。
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