妻の保険金をめぐる裁判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 08:03 UTC 版)
「トリカブト保険金殺人事件」の記事における「妻の保険金をめぐる裁判」の解説
妻は神谷が受取人である複数の生命保険に加入していた。その金額は、4社で合計1億8,500万円という膨大なものだった。これらの生命保険の掛金が月々18万円にもなるにも関わらず、妻は亡くなる20日前にこれらの保険に加入し、掛金は1度しか支払わないなど、保険の加入方法に不審な点が判明。保険会社は、妻が以前神経系の病気で通院歴があったにも関わらず、それを契約のときに通知しなかった告知義務違反を理由に支払いを保留したため、神谷は保険金の支払いを求めて民事訴訟を起こした。神谷は、自分で作成した手記をマスコミに配りはじめ、一審の東京地裁は、告知義務違反は無かったとして、神谷が勝訴した。 ところが、保険会社が控訴した二審で事態は急変する。妻を検死した大野が妻の死因が毒物による可能性があると証言したことから、神谷は訴訟を取り下げた。
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